TOKYO MXのビジネス番組「企業魂」でもNMRパイプテクター®-NMRPT-が紹介されました

建物本体の寿命は50年以上とされるのに対して、建物の設備である配管寿命はその半分の20年から30年程度といわれています。しかし、配管設備の赤錆劣化対策は難しく、配管維持の為には多額の費用がかかります。

そんな中、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は、大規模な工事が必要なく高い防錆効果を得られる事で、画期的だと評されています。NMRパイプテクター®について、TOKYO MXのビジネス番組「企業魂」で詳しく取り上げられましたので、その内容をご紹介します。

国内にとどまらない日本システム企画株式会社の活動

日本だけでなく世界のニーズにも応える為、NMRパイプテクター®を開発した日本システム企画株式会社は、日本に9拠点、国外ではイギリスとアメリカにも拠点があります。代表である熊野社長は、幼少時から錆を止める事に強い関心があり、小学3年生の時にガラス瓶に水と錆びた釘を入れて、乾電池で赤錆をとめる実験をしています。熊野社長のそういった研究者としての素養が活かされ、後にNMRパイプテクター®が誕生したのです。配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は1996年7月に販売がスタートしました。

配管内の赤錆による問題

配管の老朽化によって、配管内には赤錆が発生します。赤錆は水に溶けやすいため、赤水がでる・臭いがするなどの問題を引き起こします。赤錆を放置すると赤錆腐食が進行し、配管を結合しているねじ山の脱落による漏水や配管閉塞など、さらに深刻な問題が生じます。

これまでの赤錆対策の課題

赤錆対策としてよく知られているものに、「配管のライニング工事(更生工事)」と「配管の更新工事(取替え工事)」があります。ライニング工事は、配管の内側を研磨洗浄し赤錆を除去し、専用の樹脂を配管内に流し、乾燥させ保護する工事です。

欠点として、研磨によって配管が傷つき劣化する事と、赤錆を防ぐ事は出来ない為に7~10年程で配管更新工事を行う必要があります。配管更新工事は配管を新品に交換する工事で、長期間に及ぶ大規模な工事の為に、多大な費用が必要となる負担の大きな工事です。この2つの工事の共通点として、工事には断水の必要があり、建物の利用者には大変な不便を強いる事になります。

画期的な防錆を行うNMRパイプテクター®-NMRPT-

「企業魂」でも取り上げられたNMRパイプテクター®には以下の様なメリットがあります。

  1. 配管更新工事に比べ費用が1/5~1/10以下で配管を建物寿命まで延命する
  2. 断水が不要で、建物利用への制限が一切なし。
  3. 1~2時間で設置工事は完了し、設置後のランニングコスト不要

黒錆による優れた防錆効果

NMRパイプテクター®の防錆機能は、既存の赤錆を黒錆に還元し、新規の赤錆の発生を防止し、配管を強化します。それには、水の自由電子を利用して、配管内の赤錆を黒錆に還元する事を行っています。

赤錆は水に溶けやすく体積も大きい為に、赤錆の増加によって配管の詰まりが発生します。
黒錆は水に溶け出さず固い結晶の不動態であり、体積は赤錆の10分の1以下の為、赤錆が黒錆に還元する事で、配管内の赤錆閉塞は改善します。

黒錆は、鉄を赤錆から守る防錆効果がある為に、蒸気機関車や南部鉄瓶、中華鍋などの鉄のコーティングとして使用されてきました。

番組内で紹介されたNMRパイプテクター®-NMRPT-の導入先

費用の大幅削減に成功 ホテルサーブ渋谷

空調冷温水配管内で赤錆問題の発生した、東京都目黒区の「ホテルサーブ渋谷」では、建物全体で冷温水配管を交換した場合、約1年の長期工事と約1億6000万円の膨大な費用が必要とされた為に、現実的には実施が不可能でした。NMRパイプテクター®の導入の場合では費用を大幅に削減でき、ホテルの休業もすることなく1日で工事が完了できる為に魅力を感じ、ホテルの担当者はNMRパイプテクター®の導入を決定しました。

空調冷温水配管内では、細かな赤錆が沈殿し、着色がありましたが、NMRパイプテクター®を導入して約1ヶ月半後では、水の着色は解消し透明になりました。これはNMRパイプテクター®により、赤錆による水中の鉄分値が減少し防錆効果を表した事の立証です。NMRパイプテクター®の導入について同ホテルの八木社長は、「赤錆は止まり、現在は非常に順調です。費用は1億6000万円かかるところが500万円で済みました。また、配管の取り換えも行わないので、休業しないで済みました。」と番組内で述べました。実にNMRパイプテクター®の導入費用は配管更新の1/30でした。防錆効果はもちろんの事、圧倒的な費用効果と設置工事の手軽さも、NMRパイプテクター®が多くのお客様から高い評価をいただけている理由です。

赤水を改善した社会福祉法人城南会 ケアハウスしらさぎ

埼玉県さいたま市にある「社会福祉法人城南会 ケアハウスしらさぎ」では、NMRパイプテクター®の導入前は給水管と給湯管で赤錆が発生しており、赤水が出ていました。NMRパイプテクター®導入後は、「驚くくらい赤錆が早くに無くなり、設備点検に対するストレスが一切なくなりました。導入して本当に良かった。」と防錆効果を実感した、同施設の統括事務長の新井氏から喜びのコメントをいただいています。

NMRパイプテクター®導入後のランニングコストは不要で、製品自体のメンテンス作業も必要ないので、配管維持にかかる費用、手間はありません。導入後の負担が無い事も、お客様から評価されている点です。
NMRパイプテクター®は海外でも高く評価され、世界的にも有名な重要施設にも多数導入されています。その中の一例を紹介します。

海外でも進むNMRパイプテクター®-NMRPT-の導入事例

バッキンガム宮殿でもNMRパイプテクター®導入

世界中で多くの建築物にNMRパイプテクター®は採用されていますが、世界的にも有名な建物で、英国女王の居城であるバッキンガム宮殿でNMRパイプテクター®が導入されています。ではどのような経緯でNMRパイプテクター®が導入されたのでしょうか。

老舗高級百貨店「ハロッズ・デパート」にてNMRパイプテクター®の防錆効果が評価される

きかっけは、英国の老舗高級百貨店「ハロッズ・デパート」のお客様用トイレで赤水が発生した事から始まります。ハロッズ・デパートにNMRパイプテクター®が急遽導入され、導入より約1ヶ月半で配管内の赤錆を黒錆に変え、赤水の発生を完全に止めることができました。

NMRパイプテクター®がウィンザー城へ導入

当時、配管設備で赤錆問題を抱えていたのは「ウィンザー城」も同じでした。この時に、ハロッズ・デパートでの防錆効果を高く評価した、ハロッズの役員によって、ウィンザー城へNMRパイプテクター®が紹介されました。設置前は赤茶色だった給湯配管の湯水が、設置後まもなく透明になり、ウィンザー城でも防錆効果を立証しました。

バッキンガム宮殿でNMRパイプテクター®の導入が決定

同じく、配管内の赤錆問題が起こっていたバッキンガム宮殿では、これまでの歴史的建築物におけるNMRパイプテクター®の導入実績が評価され導入が決定しました。たとえ建物の修繕の為とはいえ、英国女王の部屋の周辺は安全保障上、工事関係者でも原則立ち入りが禁止されています。NMRパイプテクター®の導入において、女王陛下の部屋周辺に工事の為に作業員が立ち入る必要はなく、騒音を起こす事もなく工事を完了させ、配管の赤錆問題を解決しました。

今後のNMRパイプテクター®の展望

現在、日本全国で水道管の老朽化が問題視されています。実状として、全国の水道管の多くは1960年代以降に整備されており、配管は非常に老朽化が進んでいます。

対策の為に、水道管の更新工事が急がれますが、各自治体では水道管を更新する為に見合う収入がなく、水道料金の値上げが必要になります。

実際に、水道インフラを維持するための必要予算は、政府試算により、30年で60兆円の見込みです。実現しようとすれば水道料金の大幅値上げが心配されます。

その状況を改善する可能性をNMRパイプテクター®は持っています。NMRパイプテクター®は、水道の配管更新費用の約20分の1以下で導入が可能です。2018年に水道事業の民営化が可能となる改正水道法が成立し、翌年2019年10月より施行されました。

NMRパイプテクター®は、これまで建物・施設単位での導入が主でしたが、水道事業に貢献する事も可能であり、必要とされるだろうと熊野社長は述べます。水道インフラの市場を開拓し、水道料金を現在の水準に保ったまま水道事業が行えるような社会を、日本システム企画株式会社は目指しています。

TOKYO MXのビジネス番組「企業魂」にて
NMRパイプテクターが紹介されました。

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