ノーベル賞受賞者を複数輩出したケンブリッジ大学クライスツ・カレッジでもNMRパイプテクター®-NMRPT-採用!

「ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ」にも導入されたNMRパイプテクター
「ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ」にも導入されたNMRパイプテクター
イメージ by Victoria Heath on Unsplash

英国の名門大学ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ

優秀な人材が多く集まることで、世界的にも有名な英国のケンブリッジ大学クライスツ・カレッジでは、2013年にNMRパイプテクター®を、空調温水配管内部の赤錆対策として採用しました。ケンブリッジ大学には31のカレッジがあり、クライスツ・カレッジはその中の1つになります。クライスツ・カレッジを卒業した著名な人物にはチャールズ・ダーウィンやノーベル化学賞の受賞者であるアレクサンダー・トッド、ノーベル生理学・医学賞を受賞したマーティン・エヴァンズ等がいます。今回はそのケンブリッジ大学クライスツ・カレッジで発生していた赤錆問題や、NMRパイプテクター®での防錆効果について紹介いたします。

NMRパイプテクター®-NMRPT-を採用するまで他工法の防錆で失敗していたクライスツ・カレッジ

クライスツ・カレッジの中の建物の1つ、トッド棟では老朽化の為に空調温水配管内で赤錆腐食が起こっていました。その対策として、犠牲電極による防錆対策を2008年に実施しました。犠牲電極は、配管の鉄部の酸化を防ぐために、犠牲電極に含まれる金属の電子を配管の金属側に供給し、配管の酸化を防止するものです。しかし、犠牲電極での防錆効果はトッド棟では現れず、防錆に失敗しました。その為に、新たな防錆対策として年に一度、配管内に防錆剤の投与を実施しましたが、こちらも効果がなく防錆剤が人体へ与える悪影響も懸念された事から、新たな防錆方法を検討していました。

NMRパイプテクター®が英国内で多数の建物に採用され、防錆効果を検証している事を知り、健康面、環境面でも安心な事から2013年にNMRパイプテクター®をクライスツ・カレッジのトッド棟に導入しました。

防錆効果検証でトッド棟の完全防錆を確認

NMRパイプテクター®導入前の空調温水配管内の循環水の水中の鉄分値は、赤錆により43.8mg/ℓと高い鉄分値が測定されました。水中の鉄分値が高いという事は、配管内の赤錆が多い事から、水へ溶けだす赤錆の鉄分も多い事を意味します。この数値は、他の赤錆腐食が進行している建物と比較しても非常に高い数値であり、犠牲電極や防錆剤の紡績効果が出なかった証拠と言えます。NMRパイプテクター®導入から3週間後の水質検査では、循環水の水中の赤錆による鉄分値は、1/2以下の18.0mg/ℓと大幅な減少をしました。NMRパイプテクター®導入から約1年後の水質検査では、循環水の水中の赤錆による鉄分値は0.5mg/ℓまで減少し、完全に赤錆腐食が停止した事が立証されました。

NMRパイプテクター®-NMRPT-独自の防錆技術で赤錆を防錆能力が優れた黒錆に還元 

配管内の鉄分値が減少した理由は、NMRパイプテクター®の防錆効果により、赤錆が黒錆に還元された為です。黒錆で赤錆防錆が可能な理由は、赤錆の黒錆への還元によって、赤錆表面が黒錆で被膜されていく事があります。赤錆はもろくて水に溶けやすいのに対し、黒錆は水に溶けない強固な結晶である事で、配管内を赤錆の発生しない環境に変え配管を強化します。また、赤錆と比較し、体積が1/10ほどの小さな黒錆は配管内赤錆閉塞を縮小改善します。2020年時点で4,200棟以上のNMRパイプテクター®設置実績の中でも、クライスツ・カレッジのトッド棟のNMRパイプテクター®設置前の、水中の赤錆による鉄分値は非常に高い数値でした。このように悪い条件の下でもNMRパイプテクター®の防錆効果は有効であり、赤錆腐食を完全に止める事が立証されました。赤錆腐食が深刻で、配管更新しか対策はないとお考えでしたら、一度弊社までお問い合わせください。

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英国の名門大学クライスツ・カレッジ(ケンブリッジ大学)での導入事例 NMRパイプテクター®-NMRPT-|日本システム企画株式会社

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