多くの優れた人材を育ててきたロンドン大学シティ校
英国のロンドンにある、1894年からの歴史をもつロンドン大学シティ校は、世界的にも名門大学として知られ、その卒業生には英国の首相を務めたマーガレット・サッチャーやトニーブレア、その他にインド独立運動の重要人物であるマハトマ・ガンディーといった、歴史的な人物を多く輩出した大学としても有名です。そのロンドン大学シティ校で2013年、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®が、配管内赤錆腐食を防止する目的でロンドン大学シティ校に設置され、現在も配管を赤錆腐食から守り続けています。
これまで多くの配管内防錆効果を立証した実績からロンドン大学シティ校でも選ばれたNMRパイプテクター®-NMRPT-
NMRパイプテクター®の導入前、歴史あるロンドン大学シティ校では老朽化の進んだ建物も多く、配管内の赤錆腐食問題に悩んでいました。その中でも築43年となる建物では、空調温水配管で20年程とされる亜鉛めっき鋼管の耐用年数を、2倍以上超えて使用していた事から漏水のリスクが高く、同校では早急な対応を迫られていました。この場合、一般的には配管更新が行われる事が多いのですが、NMRパイプテクター®は配管更新と比較し多くのメリットがあると、英国では配管内防錆装置として高い評価が多数あった事から、NMRパイプテクター®が今回の赤錆防止対策に選ばれました。
配管更新と比較したNMRパイプテクター®-NMRPT-の利点
配管更新の代わりに配管内赤錆防止策として選ばれる事も多い、NMRパイプテクター®ですが、その理由は次の様な事があります。
まず費用の問題です。配管更新では、一般的なマンション程の規模の建物で数千万円、大型のマンションや施設では数億円程の膨大な費用が必要とされます。NMRパイプテクター®の導入では、配管更新の5分1から10分1以下の費用で配管内赤錆問題が解決できます。また配管更新工事の際には、建物使用に大きな制限が必要となります。工事期間は数ヵ月と長期にわたり、さらに断水が必須となるのです。病院やホテル等で水を使用出来なくなる事は、その機能を失ってしまう重大な問題であり、設置工事が丸1日かからずに完了し、断水や建物利用制限のないNMRパイプテクター®は特に喜ばれています。また、NMRパイプテクター®はランニングコストが不要である事も大きな特徴です。
NMRパイプテクター®-NMRPT-の防錆効果確認方法
ロンドン大学シティ校でNMRパイプテクター®が設置された事による、配管内の赤錆腐食の改善状況を確認する為に、防錆効果検証を実施しています。同校では採水検査による確認が実施されました。これは設置前と後で配管内の水中に、赤錆による鉄分値がどれだけ含まれるかを確認し、NMRパイプテクター®設置前に比べ、設置後の鉄分値が大幅に減少していれば、赤錆の黒錆化による赤錆腐食の防止が検証できます。
NMRパイプテクター®-NMRPT-によるロンドン大学シティ校での防錆効果検証結果
NMRパイプテクター®設置前のロンドン大学シティ校の、空調温水配管の採水検査では、水中の鉄分値は3.41mg/ℓと赤錆の溶出がある事で高い数値が確認されました。NMRパイプテクター®設置から2週間後の水質検査では、水中に含まれる鉄分値は0.08mg/ℓと大幅な減少が確認されました。この鉄分値の減少は、NMRパイプテクター®の防錆効果によって配管内の赤錆が黒錆に還元した事の結果であり、配管内の赤錆を強固な不溶性の黒錆被膜で覆い、配管内を新規の赤錆が発生しない環境に強化します。さらに黒錆の体積は赤錆の1/10以下である事から、配管内の赤錆による詰りは縮小改善されます。この防錆効果により、NMRパイプテクター®は長期配管延命を実現します。
配管内赤錆対策はNMRパイプテクター®-NMRPT-だけで問題ありません
NMRパイプテクター®の導入によって、ロンドン大学シティ校の空調温水配管の赤錆問題は解決し、その後現在に至るまで赤錆腐食進行の無い、良好な配管状態を維持しています。この防錆効果は最低でも40年以上は継続し、建物寿命まで配管を延命します。また、新築の建物でNMRパイプテクター®を設置した場合は、配管内に赤錆の無い状態を維持でき、建物寿命までNMRパイプテクター®のみの赤錆対策で配管延命を行えます。このことから負担の少ない建物管理の為にも、お早目のNMRパイプテクター®導入のご検討をおすすめします。