赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」は、日本国特許、米国特許、英国特許、韓国特許、香港特許と複数の国で特許を取得、登録しています。以前は先願制が尊重され、特許が取得され易かった日本に比べ、米国では特許審査が厳しく、特許内容の「正しさ」、特許内容が「実現可能」なのか、その特許技術が本当に「実用化されている」のかが審査に入る為に、特許としての信頼度も高いものとなります。
英国での信頼を得たNMRパイプテクター®-ＮＭＲＰＴ-
2004年2月、英国で最初にNMRパイプテクター®が設置されたのは、「アッデンブルックス病院」でした。ケンブリッジ大学付属病院である「アッデンブルックス病院」で、亜鉛メッキ鋼管製の給湯配管内で赤錆腐食により漏水が発生した為、至急の対策が必要でした。NMRパイプテクター®は英国での特許を取得し、「腐食」に関する学会での論文が発表されているという事で信頼性を確立していた事から、ケンブリッジ大学に推薦され、アッデンブルックス病院での導入が決定しました。アッデンブルックス病院での防錆効果は水質検査により、水中の鉄分値が大幅に減少する事で検証されました。NMRパイプテクター®設置前の温水中の鉄分値は1.07㎎/ℓでしたが、11日後には0.188㎎/ℓと、鉄分値が英国の水質基準値0.2㎎/ℓ以下になり、わずか11日間で水中の鉄分値が減少し、赤錆進行が完全に停止したことが確認されました。
英国の大型施設で導入が進むNMRパイプテクター®-ＮＭＲＰＴ-
NMRパイプテクター®は、アッデンブルックス病院での導入で高い防錆効果を立証した事により、英国国立病院機構（NHS）の本部へ伝わり、ロンドンの本部病院である聖トーマス病院の他に、聖マリー病院、ウィッティントン病院、ハマースミス病院、モーズレー病院など、配管赤錆による老朽化対策が必要な多くのNHSの病院でNMRパイプテクター®の導入が進み、水質検査により水中の鉄分値を導入前に比べ大幅に減少させた事が確認され、赤錆防止効果を立証しました。
病院施設以外でもNMRパイプテクター®の防錆効果は高く評価され、ロンドン市庁舎、ハロッズ・デパート、BBC（英国放送協会）、バッキンガム宮殿、ウィンザー城、大英博物館、ロンドン市立大学、スコットランド王立銀行（RBS）、ヒルトンホテル、マンダリンオリエンタルホテル、シスルウェストミンスターホテル、ホリデイ・イン・ロンドン・ヒースロー、ミレニアムホテル、マリオットホテル、ロイヤルガーデンホテルなど、世界的にも有名な建物での導入がなされています。これらの建物でも水質検査により、配管内の赤錆による水中の鉄分値が大幅に減少されている事が確認され、赤錆防止効果を立証してご使用いただいています。
英国の特徴として多くの場合、独立したコンサルタント会社が、病院など施設の建物の管理を行っています。コンサルタント会社にNMRパイプテクター®の防錆効果が評価された事で、英国を代表とする多数の大型施設に、NMRパイプテクター®は推薦・紹介され導入されてきました。
英国でNMRパイプテクター®が信頼されている事のあらわれとして、英国地方政府より助成金が支給されています。 これは、NMRパイプテクター®が確かな実績と特許を保持していることから、当社の英国子会社である「Japan System Planning UK,Inc.」が英国以外のヨーロッパの国々にもNMRパイプテクター®が普及するよう、英国政府から補助金が支給されたものです。
米海軍横須賀基地病院でもNMRパイプテクター®-ＮＭＲＰＴ-導入
2011年1月25日に、神奈川県横須賀市の「米海軍横須賀基地病院」にNMRパイプテクター®が導入されました。米国での特許保持により、NMRパイプテクター®が信頼され導入に至ったものです。設置後の効果検証では、赤錆防止効果の立証がされ、米軍および米国政府機関との取引に必要な企業登録（企業識別コード）ダンズナンバー（Duns No）が登録されました。
