目に付かない部分だからこそ注意が必要な配管設備
建物の中でも重要である配管設備は、普段はあまり目に付かない場所である事から、配管内部で赤錆腐食が進行していても中々気が付かないといったリスクがあります。このようなリスクの回避の為にも、定期的な配管劣化診断やメンテナンスが必要です。では、赤錆腐食が進行する事でどのような問題があるのでしょうか。主には、赤錆の水中への溶け出しにより水を濁らせる「赤水」や、赤錆の増加により配管を詰まらせる「配管内赤錆閉塞」、腐食が酷い場合には配管をぼろぼろにし、「漏水」の原因となります。しかし、配管の劣化により大変な事はこれらの赤錆腐食による被害だけではありません。配管の劣化を配管更新で対策した場合、実は建物の修繕の中で一番費用のかかるものなのです。
管理組合のあるマンションでは、修繕等に必要な積立金を蓄えていきますが、配管の赤錆腐食等の問題が発覚しても、配管更新費用が膨大な為に積立金が不足し、配管更新が出来ない状況になることもあります。また、配管更新工事を実施できる場合でも安心はできません。配管更新工事は、マンション住民の生活に支障を与えるものだからです。
配管更新の問題点とNMRパイプテクター®-NMRPT-によるメリット
通常、皆さんの生活に水道水が使える事は当たり前の事ですが、配管更新工事は断水が必須の為に、トイレ、風呂、洗濯、料理等が困難になり、非常に不便な生活を強いられます。人によって更新工事期間中は、仮住まいを用意する方もいらっしゃいます。これにはかなりの手間と費用が必要です。更新工事は、住民に与える影響が大きい為に、様々な意見が各住民から出る事もあり、中々工事が進まない可能性もあります。このように配管内の赤錆腐食が与える影響は大変な事がお分かりいただけたかと思います。配管内防錆装置NMRパイプテクター®の導入により配管内防錆を行った場合、40年以上の防錆効果が得られ、配管更新を行わずに建物寿命まで配管を維持する事が可能となります。
NMRパイプテクター®の設置工事は、断水を伴わない1~2時間程の工事で完了するので、住民の生活は普段通りに行えます。費用は給水管の場合、NMRパイプテクターは配管更新に比べ、約1/5以下になり80%以上のコスト削減ができ、配管更新の修繕積立金が不足する心配があるマンションでも導入し易い内容となります。
NMRパイプテクター®-NMRPT-は配管更新以上の価値を提供
NMRパイプテクター®は配管更新費用の1/5~1/10と低価格で導入が可能ですが、その防錆効果は、長期的に見ても配管更新以上の価値があるものです。配管更新は新品の配管に交換する為に、交換時の配管状態はNMRパイプテクター®での対応時よりも当然良好なものになります。ところが配管の耐用年数は通常20年程となり、配管の赤錆劣化は避けられません。配管状況はどんどん劣化していきます。ところがNMRパイプテクター®は導入時から防錆効果によって、配管内の赤錆腐食は停止・改善が進み、赤錆の黒錆化によって配管内は黒錆被膜でコーティングされ、赤錆腐食の起きない環境に強化されます(黒錆は南部鉄瓶や中華鍋に赤錆防止目的でコーティングされる、水に溶けない固い不動態の物質です。体積は赤錆の1/10の為に、赤錆による配管内閉塞が黒錆化により縮小改善します)。結果的に、配管の赤錆腐食への対策としては、NMRパイプテクター®の導入が正しいものである事がご理解いただけるかと思います。配管の維持管理について長期の安心をお求めの際は、NMRパイプテクター®による防錆対策が最適です。
配管防錆を検討の際は、是非お問い合わせください。